今年、さくら警備隊の将来を担ってくれる新入社員入社式を予定している。ご縁があり、わが社へ入社してくる新しい仲間に安心してもらうためにも警備員としての教育はもとより、社会人としての教育もしていこうと思う。

特に学生と社会人の違いなど、今迄の習慣からがらりと変わる社会生活までを新入社員の皆さんへは講義を交えてお話ししたい。

社会人の定義や、果たすべき役割など、仕事に対する哲学を持てる人は、その後の仕事生活へ順応していける。私は1000人以上の途中入社・面接者の方たちと接してきたが、仕事の在り方を納得している方はどんな仕事でも評価を得られやすく、仕事の哲学を持たない人は必ず不平不満を口にし、会社が悪い、上司が悪い、同僚が悪い、お客様が悪いという。不思議なことだが、社会人1年生の時に学んだ人と、学ぶ機会に恵まれなかった人ではその後が大きく違うと実感している。

人生のスタートを預かる身として責任重大である。