人は生まれ持った性質によって天の采配に厚薄の差がある。言志四録の中では植物にたとえ、成長することも枯れてしまうこともその植物の持って生まれた運命であり、天からの恵みには偏りがない。天からの恵みを生かすも殺すも、そのもの(人)の性質によるといっている。警備業はチームで仕事をすることが多い。一人一人の性格をつかんだうえで采配をして、安心安全を社会に提供するという仕事が私に合っていたのだと思う。すぐ仕事に夢中になれた。天からの恩恵ともいえる上司やお客様に恵まれた。当時の自身の能力や、やる気がとても伸びるのが実感できる仕事だったと思う。おっきなおにぎりを作って、バイクで現場に出かけるのは楽しかったのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポン助さん